サウナに入った後に髪の毛が傷んでしまった経験はないでしょうか?
特にカラーやパーマをかけていると、サウナ終わりに髪がパッサパサで色落ちしているなんてことも。
そんなサウナーがサウナのお供に欠かせないのが「サウナハット」です!
今は色々なブランドから様々な素材やデザインのサウナハットが発売されています。
この記事ではサウナハットの選び方から、オススメのサウナハットの紹介までしていきたいと思います。
下の方でオススメのサウナハットをいくつか紹介してるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
【そもそもサウナハットってなんだ?】
サウナハットとは、サウナに入る時に被る帽子のことを指します。
スナフキンの帽子みたいなアレです。
実はサウナハットの起源はサウナの本場フィンランドではなく、ドイツだと言われています。
今でこそ本場フィンランドを始めとして、日本でも当たり前のように見られるようになりました。
日本では、昨今のサウナブームが始まる前は多くの人は頭にタオルを巻いてサウナに入っていましたが、ドラマ『サ道』がきっかけとなり、日本中でフィンランドサウナブームが広がると同時に、Myサウナハットを持つ人も多くなりました。
最初は被るのが少し照れ臭かったサウナハットですが、今やサウナに特化した施設だとみんなが色々なブランド・デザインのサウナハットを使用しており、サウナ室で「お、あれどこのサウナハットだろう」と見るようになりました。
そんなサウナハットですが、決しておしゃれ目的だけでなく、しっかりとサウナーに嬉しいメリットがあります。
1:髪の毛を熱から守ってくれる!
ロウリュが行われるサウナ施設では猛烈な熱波にさらされることになりますが、髪の毛は熱に非常に弱く、100°C以上の加温で毛髪内のタンパク質が変性してしまうようです。
一般的にサウナ室の温度は80°C〜100°C程度に設定されているため、繰り返しサウナに入ることで髪の毛はどんどん傷んでいってしまいます。
100℃以上の加温の繰り返しで空洞増加
https://www.kao.com/jp/haircare/hair/3-7/
毛髪内部のタンパク質が部分的に変性して、空洞が増加します。
そんなサウナーの髪の毛を守るのがサウナハットの大きな役割の一つです!
サウナハットの素材によって断熱性は左右されますが、今は高機能なサウナハットが続々と登場しているので(記事下部にてご紹介します)、しっかりと熱から毛髪を守り、快適なサウナライフを送ることができます。
2:頭がのぼせてしまうのを防ぐ役割!
サウナ室では上に行けばいくほど温度が高くなります。
そうすると、座った状態で最も高温にさらされる箇所が頭になりますが、人間の頭は体の中でも脂肪が多く、特にのぼせやすい構造になっています。
身体はまだ熱々になっていないのに頭がのぼせてしまってもう耐えられない、、となってしまうと、せっかくの水風呂も思う存分楽しむことができません。
また、頭がのぼせてしまうのは安全面でも良くありません。
そこでサウナハットの登場です!
サウナハットを深く被ることで、頭を熱から守り、身体全体が熱々になるまでサウナを楽しむことができます。
ただし、繰り返しサウナに入ると徐々にサウナハットも汗で濡れてきて、被るのに抵抗が出てくる場合も。
ちなみに私はこれが本当に嫌で、つい2セット目からはサウナハットを被らなくなってしまいます、、。
しかし、今は断熱性が高く撥水性にも優れたサウナハットが登場しています。
こちらも記事下部にてしっかりと紹介していきます。
【サウナハットの選び方って?】
サウナハットは今や本当に色々な種類のものが存在します。
素材でいうと、タオル、ウール・フェルト、リネン、ナイロンポリエステルなどの化学繊維など。
深めのものから浅めのものまで多種多様です。
それぞれの素材のメリット・デメリットもあるので、サウナハットを選ぶ際は下記を参考にしてみてください。
タオル地(おすすめ度:☆☆)
メリット
・汗や水分を良く吸う
・サウナタオルと一緒に洗濯機で丸洗いをすることができる
・他の素材と比較すると安価なものが多い
デメリット
・他の素材と比較すると耐熱性が少し低め
・乾きづらいので使用後に水分を吸って重くなる
・何度も使うとタオル地が傷んでパサパサになっていく
ウール・フェルト(羊毛)(おすすめ度:☆☆☆)
メリット
・断熱性が高くしっかりとした素材
・耐久性が強く長持ちする
・高級感のある素材や凝ったデザインのものが多い
デメリット
・洗濯機で丸洗いができず、手入れが少し面倒
・比較的高価なものが多い
リネン(おすすめ度:☆☆☆)
メリット
・タオル地よりも断熱性が高い
・サウナタオルと一緒に洗濯機で丸洗いをすることができる
・比較的安価なものも多い
デメリット
・ものによっては断熱性があまり優れていない場合も
・ウールやフェルト素材のものと比べるとデザインの幅が少ない
化学繊維(ナイロン・ポリエステルなど)(おすすめ度:☆☆☆☆☆)
メリット
・耐久性が高く、速乾性に優れたものが多い
・軽くて持ち運びに便利なものが多い
・機能性が高いものが多く、デザインの幅も広い
デメリット
・ものによっては断熱性があまり優れていない場合も
・素材やデザインによっては高価なものも多い
個人的なオススメとしては、化学繊維のサウナハットです!
デザイン性が高く、軽くてすぐ乾くなど色々な機能性が優れています。
特にアウトドアサウナのシーンでは、キャンプ用の帽子としても併用できるデザインのものなども登場しており、選択肢が非常に豊富です。
また、週に何度もサウナに通うヘビーサウナーにとっては、速乾性に優れた化学繊維素材のサウナハットは洗濯してすぐに乾くので、いつでも持ち出せることが嬉しいポイントの1つになります。
一方、ウール・フェルト製のサウナハットは個人的には日常使いにはあまり向いていないと思っています。
日々のメンテナンスが大変ですし、折り畳めないデザインのものも多いので持ち運びに不便です。
ウール・フェルト製のサウナハットは特別な機会で使用するか、もしくは好きなブランドとコラボした際のコレクショングッズとして集めることをオススメします。
以上のことから、最初のサウナハットで迷っている人にはぜひナイロンやポリエステル製のサウナハットを検討してみてください。
【個人的オススメサウナハットのご紹介】
ここからは個人的にオススメしたいサウナハットをご紹介します!
こちらはナイロン製のサウナハットです。
速乾性、撥水性があり、お手入れが非常にしやすい素材になっています。
またハット自体は深めの被り心地ですが、下が広がったデザインなので自分好みの角度に調節して被れるのも嬉しいポイントです。
カラーは9色展開なので、自分好みのサウナハットを見つけてみてください。
続いてこちらもナイロン製のサウナハット。
落ち着いたカラーリングの4色展開です。
速乾性がありお手入れしやすいのはもちろんのこと、サウナハットに小さいポケットが付いているのがポイントです!
ロッカーキーなど、サウナ室で邪魔になるものを収納することができます。
しかも、ボタン付きのポケットなのでいつの間にかロッカーキーがないなんてことも防げます!
こちらもサウナハットデビューには非常におすすめです!
こちらはタオル地のサウナハットです。
個人的には化学繊維のサウナハットがオススメと書きましたが、これはぜひ紹介させてください。
形がバケットハット型になっており、アウトドアサウナでも違和感なく被ることができます!
また、タオル地なので吸水性もさることながら、濡れたサウナハットを持ち帰る用の専用袋付きです。
ロッカーキーを収納できるポケットも付いていますので機能性も抜群です。
バケットハット型のサウナハットは私も持っていなかったので、個人的にめちゃくちゃ欲しい!ということで併せて紹介させて頂きました。
【最後に】
この記事ではそもそもサウナハットとは?から、オススメのサウナハットまでご紹介させて頂きました。
サウナハットを始めとして、サウナグッズを集めることもサウナの楽しみ方の一つです!
特にサウナハットは機能性もデザイン性も優れたものがどんどん発売されていますので、またオススメのサウナハットがあれば本記事でご紹介致します。
今後も【SAUNA CULTURES】ではサウナに関する色々な情報を発信していきます。