【サウナ豆知識】サウナ室の種類って?!違いを徹底解説!

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スーパー銭湯や入浴施設に行くと【ドライサウナ】や【フィンランドサウナ】など、サウナはサウナでもそれぞれ名称が違うことってありますよね?
実はサウナは、その作りや使用されている木材などで種類が分かれているんです。

今回はサウナ豆知識として、そんなサウナ室の種類についてご紹介します。

知ってても知らなくても良い情報ですが、知っていると少しだけサウナ上級者に見えるかも!?

【はじめに】

実はサウナには沢山の種類があります。
多くの人が馴染みのあるサウナは「ドライサウナ」「フィンランドサウナ」「ミストサウナ」くらいだと思います。
これらのサウナの種類の違いは、主に温度や湿度、ストーブやサウナ室の作りで判断されます。

本記事では各サウナの特徴や代表的なサウナの紹介、そして日本ではあまり見かけることのない珍しいサウナまで紹介しますので、ぜひサウナ豆知識として最後まで読んでみてください。

【代表的なサウナの種類】

ドライサウナ(乾式サウナ)

温度:90℃〜110℃程度
湿度:10%程度
ドライサウナとはその名の通り、湿度が低いカラカラタイプのサウナです。
日本では銭湯サウナに多く見られ、いわゆる古き良き日本のサウナスタイルです。
サウナストーンに水をかけるロウリュのような設備はなく、高温でカラカラな湿度の中、身体を限界まで熱々にして楽しむサウナになります。
湿度が低いので汗をかくまで時間がかかり、乾燥と高温で肌がヒリヒリと感じやすいですが、フィンランドサウナより温度設定が高いので、より身体を熱々に温めることができます。
ただしとにかく乾燥しやすいので、サウナハットなどで髪の毛を守ることを強くオススメします!
サウナハットについてはこちらの記事でも紹介していますので、是非一度読んでみてください。

フィンランドサウナ

温度:75℃〜100℃程度
湿度:15%〜20%程度
いわゆるロウリュなどが楽しめるサウナはこちらのフィンランドサウナです。
最近ではフィンランドサウナを備えた銭湯も登場してきていますが、主にスーパー銭湯や個室サウナなど、ここ数年のサウナブームで登場したサウナ施設に多く見られます。
オートロウリュ機能やオシャレな内装のフィンランドサウナも多く登場しており、今風なサウナはその殆どがフィンランドサウナです。
ドライサウナと比べると湿度が高く、サウナ室内の温度が高くなくても発汗しやすい作りでじっくり入ることができます。
また、ドライサウナのような乾燥から来るサウナ室特有の息苦しさが苦手な方も入りやすいです。
まずサウナの楽しみ方を知るには、フィンランドサウナから始めることをオススメします。

ミストサウナ

温度:40℃〜60℃程度
湿度:80%〜100%
サウナ室全体に暖かい霧状のお湯が撒かれ、ミストに満ちた部屋の中でゆっくり楽しむのがこのミストサウナです。
最近は、ハイグレードマンションの浴室に基本機能として備えられていることも増えました。
いわゆる12分入って水風呂へ、、のような整いを目的に入ることは少なく、サウナ室それ自体を目的に楽しむサウナです。
湿度が高く潤っているので、髪の毛が痛むこともなく、美肌効果も狙えるとのことから、スーパー銭湯などでは比較的女性用の浴場に多く設置されています。

スチームサウナ

温度:40℃〜60℃程度
湿度:80%〜100%
ミストサウナとほぼ似たような構造ですが、こちらはサウナ室に蒸気を噴霧しているタイプのサウナ室です。
ミストサウナより霧がさらに細かく、ミストサウナより温度が高めのことも。
ちなみにサウナの聖地と言われる静岡の『サウナしきじ』には「薬草サウナ」と呼ばれるスチームタイプのサウナがあります。
温度は60℃〜65℃程度ですが薬草を蒸すためのスチームが物凄い高温で、熟練のサウナーでも3分も入っていられないほどの熱々サウナになっています。

珍しいタイプのサウナ

塩サウナ

こちらはサウナ室に身体に揉み込む用の塩が置かれているタイプのサウナです。
身体に塩を塗りこんでサウナに入ることで、より発汗を促し、美肌効果も期待できます。
スーパー銭湯や、比較的新しいサウナ施設でたまに見かけることがありますが、あまり出会わない珍しいサウナになります。
私は以前、学芸大学駅にある『鷹番の湯』で塩サウナを初体験しましたが、なんともいえない塩の感覚が、、すごく苦手でした、、。

アイスサウナ

アイスサウナはサウナ室で温まった身体を冷やす目的で設置された、冷たいサウナ室です。
−10℃〜−20℃といった設定で、水風呂には入らずにサウナ室から直接このアイスサウナ室に入って利用するスタイルです。
岩盤浴施設に多く見られる印象で、主にスーパー銭湯に設置されています。
なお、名古屋の有名サウナ『ウェルビー栄』には、恐らく日本で最も有名なアイスサウナがあります。
本場フィンランドの環境を再現すべくキンキンに冷やされたアイスサウナは、場合によっては−25℃を下回るそうです。
近くに行った際にはぜひ一度お試しください!

個人的に『ウェルビー栄』は今一番行きたいサウナです!名古屋出張したい!

ボナサウナ

ボナサウナとは、サウナ室内のベンチや背面にヒーターが設置されたサウナ室のことです。
このサウナの特徴としては、ベンチの下から熱が上がってくる構造なので、下段に座ってても上段と同じように身体を温められることです。
ただし、古いサウナ施設だとお尻が熱すぎて座っていられなくなることも、、。
都内だと三軒茶屋にある『駒の湯』が演歌流れる昭和感たっぷりのボナサウナで人気が高いです。
ここは水風呂も銭湯にしては珍しいくらいにキンキンに冷えていて最高です!

ケロサウナ

ケロサウナは本場フィンランドのラップランド地方で採れるケロという高級木材を使ったサウナです。
ケロは、日本人には馴染みの深いヒノキなどの香りとはまた違い、どこか甘い香りが漂ってくる木材なので、ケロサウナ室内はどこか異国を感じるような匂いに包まれます。
日本ではケロサウナ自体が非常に貴重ですが、都心部では赤坂にある『サウナ東京』でケロサウナを体験することができます。

テントサウナ

その名の通り、テント室内にサウナを設置してアウトドアサウナを楽しむのがこのテントサウナです。
ここ数年日本でもテントサウナは大人気で、色々なキャンプ場で体験することができます。
また、Myテントサウナを購入してキャンプ時に自分で設置する人も増えてきました。
テントサウナを体験できる場所は都内でも多くありますが、私のオススメは山中湖にある『piilo ~asobi&stay~』です。
ここでは目の前が山中湖という最高のシチュエーションで気軽にテントサウナを体験できます。
料金も都内に比べると遥かに安いので、ぜひ一度足を運んでみてください。

いつか自宅の庭にテントサウナを設置して、愛犬と水風呂に浸かって休日を過ごしたい。。

【最後に】

本記事ではサウナの種類についてご紹介しました。

珍しいサウナも色々とご紹介しましたが、日本だと「ドライサウナ」か「フィンランドサウナ」のどちらかを利用することが多いと思います。
サウナの種類については詳しくなくても十分にサウナを楽しむことはできますが、「ロウリュで一気に汗をかきたいなー」って思った時に間違えて「ドライサウナ」に行かないように、最低限豆知識としてサウナの種類について知っておけば、いつか役に立つこともあると思います。

ここまでサウナの種類を紹介してきましたが、私は昭和感溢れる銭湯サウナが大好きなので、どうしてもドライサウナに魅力を感じてしまいます、、!
ただ、都内のオシャレサウナに行くとサウナの進化を感じられるので、最近は今まで行ったことのないサウナ施設の発掘にも楽しみを感じています。

皆さんもぜひ自分のお気に入りサウナを見つけてみてください!
サウナ好きの間でお気に入りのサウナ情報を交換するのも、またサウナの醍醐味の一つだと思います。

今後も【SAUNA CULTURES】ではサウナに関する色々な情報を発信していきます。

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